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[書籍] ポジティブシャワー

 

おすすめ文

【内容】
プロコーチである著者が、コーチングのエッセンスを中心に、わかりやすく「前向きに」「ポジティブに」進んでいくためのコツを書いた本。私が本格的にコーチングの勉強を開始する前の昨年3月に講演を聴かせていただき、この本も読ませていただきました。以下に、各章毎の内容、印象に残った点を挙げる。


はじめに
・「毎日つまらない」、「なんだかいつもだるい」、「前向きになれない」、あなたは、そう嘆いてはいませんか?この本は、あなたが目標に向かって迷わず進んでいくための地図であり、楽しくポジティブに暮らしていくためのテキストです。
・この本のキーワードは、ずばり「未完了」。未完了とは、読んで字のごとく、「やろうやろうと思っていたのに、いまだにできないこと」です。行動が起こせない原因は、「未完了が多い」ことにあったのです。
・この本には、「7つの動詞」別に、あなたを前向きにする方法がまとめられています。まずは未完了を「捨てる」ことで自分を見直し、「集まる」「保つ」jことで基礎を「つくる」。さらに、まわりに「与える」ことで、自分を「変える」。そして最後は「磨く」。
・本当に自立した人というのは、何でもひとりでできる人ではなく、「人に助けてもらえる人」であり、「ありがとうを素直に受け取れる人」。自立していない人に限って「あなたたちなんかといっしょにしないで、私ひとりで生きていけるから!」と言って強がっている。
・人は誰でも、知識や情報を沢山持っています。でも、それをわすれてしまっていたり、思いつかなかったりして、せっかく持っていることに気づけないことも多い。そこでクライアントは、コーチに話を聞いてもらい質問されることで、自分の中にある答えに気づいていくのです。質問を投げかけることによって、クライアントが持っている答えを引き出し、より速いスピードでクライアントが目標を達成できるようにサポートする、それがコーチに役割なのです。


Step1 捨てる!
・未完了を沢山抱えたままの状態では、前向きに行動するきおとも、何かに挑戦することもできません。かといって、何でもカンペキにやらなければいけない、と言っているのでもありません。とくに重要なポイントは、その未完了は「あなたのココロの重し」になっているかどうか。
・何年も言えずにいた思いを口にするのは、とても勇気のいること。もし謝るタイミングをなくしているのなら、これがいいタイミング。あなたが謝らなかったことを気にしているのなら、相手も謝ってもらえなかったことを気にしているかもしれません。ちゃんと謝るのは勇気のいること、謝って未完了を完了させよう。
・未完了を減らしていくときは、「重要度が高くて緊急度の低いものから取りかかる」ようにする、なぜなら緊急度の高いものはやらざるを得なくなり、誰でもすぐにやるから。緊急度の低いものから手をつけることが、先回りして未完了を減らすひとつのコツ。


Step2 集める!
・本当に強い人というのは、柔軟である。風に吹かれたからといって、たとえしなったとしても何度でも起き上がる「コスモス」のような人。自分に自信があるから素直に謝れるし、人からの信頼も厚くて、友達も多い。
・自分の理想ややり方を押し付けるのではなく、まず相手のことを考えて行動する。そして自分を大きく見せようとしない。そういう人には、自然と尊敬や信頼が集まっていく。
・お店なら、数ヶ月に一度在庫を調べて、売れ行きの確認や仕入れの調整をするのと同じように、"自分自身の棚卸し"をする。そうすると、やり残したことや忘れてしまいそうな目標がより明確になる。


Step3 保つ!
・やりたいことを全部カンペキにやるのは難しく、むしろ時間が足りなくてストレスを抱えてしまう。そんなときは、自分が決断するときに何が重要なのかをハッキリさせることが重要。他人に左右されない自分だけの基準=「Myルール」をつくることが大切。「ここまではやるけど、ここからはやらない」という境界線を決めて、書き出してみる。そうすれば、決断もぶれないし、他人の意見に右往左往することもなくなってとてもラクになる。


Step4 つくる!
・ポジティブとネガティブの違いは、「人生は山あり谷あり」の中で、山に登ったときの自分を自分らしいと思える人がポジッティブ、谷底にいることが多いと感じる人がネガティブといったもの。ポジティブな人は楽観的なので行動を起こすのが早く、その結果山にいる時間が長くなり、ネガティブな人は悲観的にとらえて停滞してしまうため、谷底にいるのが長くなっている。
・カンタンにポジティブになれる方法、それは笑顔をつくること。笑顔をつくると鬱病を抑える「セロトニン」という物質が分泌される。


Step5 与える!
・「誰から認められなくてもがんばれる」そんな意志の強い人も中にはいるかもしれないが、自分を応援してくれる人がいれば嬉しいし、いなければ淋しいのが人間。相手を認め、誉めて言葉の「ポジティブシャワー」を浴びせましょう。
・お世話になっている人への感謝の言葉を伝えるためのルールをつくる。感謝は人のためだけではなく自分のためでもある。人間の脳には「扁桃体」という部位があって、物事が自分にとって快か不快かを判断する機能を持っている。しかも、考えて判断するのではなく、感じたままに瞬間的に判断をする。そして人は、自分の扁桃体が快と判断したときは、他人にも快を与えることができる。
・会えてうれしかった、来てくれてうれしい、そんなふうに伝えることは、相手にポジティブシャワーをたくさん浴びせてあげること。相手の心を満たしてあげることで、自分の心も豊かになる。
・自分で自分をコントロールできるようになるための捉え方のひとつに、「存在と行動を分けて考える」というものがある。例えば、上司に怒られた時、「僕ってダメなんだ」「私って生きる価値がないんだ」と極端に自分の存在まで否定して考えてしまう人がいるが、「私ってスケジュール管理するのがヘタなんだ」といったように行動として失敗することがあると捉えることが必要。


Step6 変える!
・人はいくらいいことであっても、未知のものを怖がる、変化を怖がってどこかで自分にブレーキをかける習性がある。
・たとえば、「ケーキ屋を始めるんだ」と相談したとき、「なんで、そんなの儲かるわけないじゃん!」という人。すぐに人のやる気をそぐ、楽しい気持ちをそぐ人のことを「モチベーションキラー」と呼ぶ。それとは逆に、人の話を親身になって聞いてくれて、話しているうちになんだか楽しくなっていろいろ話してしまう、これを「ネイティブコーチ」という。モチベーションキラーではなく、ネイティブコーチになろう。
・自分を客観視するためのスキルに「メタ・コミュニケーション」というものがある。話している自分を「天の視点」「外の視点」から見る。


Step7 磨く!
・今まで、他人や外の環境など、どうにもならないことで浪費していたエネルギーを自分を磨くエネルギーに変化させる。少し難しいかもしれないが、今あなたが不満に感じている環境や他者に、感謝できる天を探してみましょう。どんなに小さいことでもいいから、その人や環境のお陰で自分にプラスになっていることを探す、見つけるのです。
・目標を考えるときは未来から決める、夢はできるだけ詳細に描く。そして、応援してくれそうな人に話してみる。そうするだけで実現する確率はぐんと高まる。
・望んでいるものを手に入れられないのは、まだ自分がそのレベルに達していないということ、今の磁力がそのレベルということ。自分の絶対値を挙げない限り、来る仕事も、寄ってくる人たちも"それなりの人"しか集まらない。


【感想&気づき】
お薦め度:★★★★(5段階評価)
社会人になって、しばらくたってからプロコーチとなった著者が、自身の経験を元に、わかりやすく「心がけていること」をまとめている本。
著者なりの言葉遣いで書かれてはいるものの、自分自身が心がけている部分と重なり、共感できる部分の多い本だった。
特に印象に残ったのは、ポジティブとネガティブの違い。山と谷のどちらを自分らしいと感じるかという視点は、とても大切だと思った。
谷にいるときに、素早く行動し、早く山に到達できるような習慣を身につけていきたい。また、本のタイトルにもなっている「ポジティブシャワー」。
相手を認め、相手の可能性を伸ばすような言葉のシャワーを浴びせることができるよう、自分自身がもっと変わっていかなければいけないと感じた。



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基本情報

扶桑社 − 坪田 順子

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 07:49:31
 

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