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[書籍] 「1日30分」を続けなさい!~人生勝利の勉強法55 Learn to Win~

 

おすすめ文

【内容】
この本の原典は、2003年11月から著者のホームページで『負け犬にならないための勉強法』というタイトルで、1万円の値段をつけて提供していたもの。この価格にもかかわらず、ネット上だけで500部以上も売れたという。以下に、各章毎の内容、印象に残った点を挙げる。


プロローグ
・著者が公開する勉強のノウハウは、机上の空論ではない。精神論でもない。なぜなら、精神論では勉強は長く続かないから。この勉強法は、著者が四苦八苦しながら見出した、現時点でベストの勉強法。
・通常は、大学(または高校)に入学するまで、あるいは在学中にある程度の勉強をする。しかし、他の人との差がつくのは、卒業後にどれだけ勉強を続けたか。
・著者は、子供のころから、「使えないビジネスパーソンはプライドが持てない」と感じてきたという。これらの大人の共通点は、自分の望む人生を生きるために何ら努力をせず、自分の置かれている現状を、親や生い立ちなど自分以外の外部要因に責任転嫁しているということ。著者は「このような大人になりたくない」と心に誓って勉強を続けてきた。
・この本の中では、具体的な勉強法以外にも、勉強に対する考え方や心構えもたくさん伝授している。なぜなら、小手先の勉強法よりも、心構えの方が100倍大切だから。心構えが変われば行動が変わる。しかし、心構えの変化が伴わない小手先の行動の変化は、すぐに続かなくなる。


第1章 人生は勉強した者が勝つ!
・勉強にはタイミングが非常に大切。つまり、「勉強したい」と思ったときが、その人の勉強意欲が一番高い時。ところが、この絶好のたイミングを逃すと、勉強する意欲も徐々になくなってしまう。よって、「何かを勉強したい」「スキルを習得したい」と思ったら、この機会を絶対見逃してはいけない。
・習慣付けるとうことは、無意識(潜在意識)に行動パターンを刷り込むということに他ならない。習慣を変えるのはしんどい作業である。しかし、これ以外に現状を変える方法はない。成功・不成功を繰り返し、少しずつ習慣を身に付けていけばいい。不成功の場合は、「失敗した」と考えずに、「改善のための重要なヒントを得た」と考えるようにする。
・最も身近な勉強法は読書。本を読む習慣がない人は、毎月1冊でもいいので少しずつ読む習慣を身に付けていくべきである。
・インプットの量が少ないと、自分のレベルがなかなか上がっていかない。別の言い方をすると、自分のアウトプットが少ないのは、インプットの量が少ないのが原因の1つである。
・立て続けに物事を覚えようとするよりも、ある程度の感覚を開けて覚えるほうが、効率よく脳に記憶されることが証明されている。逆に言うと短期間に集中的に勉強してもすぐに忘れて、習得できない。それよりも、定期的に繰り返し勉強を続けた方が効率よく習得できる。
・「ある項目を勉強する→この勉強の1週間後に復習する→最初の復習から2週間後に2回目の復習をする→2回目の復習後1ヶ月以内に3回目の復習をする」というのが、最も効率の良い学習法。
・勉強の成果をザックリと計算する場合の公式。それは、「(勉強の成果)=(教材・サービスの質)×(集中力)×(勉強時間の2乗)+(過去の勉強の蓄積)」
・自己投資をする、別の言い方をすると身銭を切るべきである。人間は痛みを覚えないと真剣にならないもの。これまで新しい知識を吸収してこれなかったのは、身銭を切ってこなかったからである。


第2章 勉強時間を捻出する方法
・毎日、簡単に2時間を捻出する方法。それは、テレビを見ないこと。だまされたと思って1週間、いや3日間、テレビを見ないでいると、「忙しい、忙しい」と感じていたはずなのに、突然手持ちぶさたになる。つまり、やることがないという状態を感じることができる。毎日、平日は2時間、土日は5時間テレビを見るとすると、年間で43日分更に、睡眠時間を除いて考えると61日分もの時間をテレビに浪費していることになる。
・会社での勉強時間の捻出方法としては、日々のルーティン(決まった)業務を早めに終えるように努力をし、余った時間をスキル習得の時間に充てるようにすること。
・仕事を早くこなすコツ。それは、「この仕事を1時間で終わらせる」というように仕事の処理時間を先に決めるということ。


第3章 勉強に集中する方法
・著者は「いかに効率良く知識を吸収するか」ということを考え続けた結果、「集中力が高い状態の時に勉強して、集中力が低いときには勉強は避けるべきだ」という結論に達した。そのために、生理的に「気持ちいい」状態づくりは欠かせない。
・脳に「勉強=痛み」と関連づけさせないためには、定期的に休憩をとることがとても重要。著者の場合、30分間勉強して15分間の休憩を繰り返すとうい。集中力がとぎれて勉強がイヤになる前に、勉強を(一事)中断するのがコツ。
・著者は休憩時間に読みたい本を読むようにしているという。「休憩時間に読書をしたら、脳の休憩にならないのでは」と思う方もいるだろうが、勉強する科目が違えば、またはインプットする情報の種類が違えば、人間は脳の使う場所が違うようなのだ。
・「もう勉強したくない」とか「勉強する気にならない」といった状況になった場合、イヤイヤ勉強を続けていても実際には集中できていないので、知識の吸収率は非常に悪くなる。このような場合は、思い切って2~3日全く勉強には手をつけない方がよい。すると、3~4日目には焦りの感情が起こるので、再開すればよい。


第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法
・短期集中型勉強のコツは、活動を対策勉強のみに集中するということ。逆の言い方をすると、それ以外の活動は極力省くということ。
・一方、長期計画型の場合、「1日の勉強量にしては少ないかな」というくらいの勉強量に抑え、これをほぼ毎日続けるのがコツ。
・多くの人が、勉強中に襲われる感情、それが「孤独感」。孤独に耐えるには、勉強する目的をきちんと設定することが大切である。


第5章 本気の人のための英語勉強法
・1~3年という比較的短期間に成果を出したければ、最低年間750時間は勉強する必要がある。週20時間のペースで1年間に52週勉強するとして年間1040時間、週35時間のペースだと年間で1820時間になる。週1回40分だけ英会話学校で勉強する一般的な英語学習者の30倍から50倍の 勉強量となる。
・正しい英語の発音ができるようになれば、英語の音を聞き分けるのは非常に簡単になる。


第6章 勉強を成功させるための目標設定法
・最終目標期日を設定した後に、長期目標を設定し、これを細かく中期目標、さらに1日目標と細分化する方が、目標を設定しやすい。この逆の方法だと、最終目標達成の期日が延びてしまったり、実現不可能になる可能性がある。
・勉強のスケジュールを詰めすぎず、1週間に1日か2日程度しか勉強しなくても、達成できそうな中期目標を設定することが大切。
・「タラ、レバ」の発想ではなく、先にゴールを決めて、「それを達成するには何をしたらいいのか」と考えるようにする。
・目標を毎日読むということは、無意識(潜在意識)の書換え作業を行うことになる。無意識が変われば、無意識が操っていた自身の行動が変わる。行動が変われば、当然結果が変わる。


第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠
・勉強の大敵の1つは、意外と思うかもしれないが、食事である。食事をすると体が食べたものを消化しようと胃に血液を集中させ、食後1時間程度は集中できない状態になる。脳にめぐる血液の量が不足してしまう。
・睡眠は最低でも6時間はとるべきである。理想は7時間半。大きな理由は以下の2点。①頭がさえていないと効率が悪くなる、②覚えたことが、睡眠を通して記憶として定着する。


第8章 勉強効率アップのためのツール
・イス、ボールペン、ヘッドホンなど、著者が快適に勉強するために取り入れているツールを紹介している。


エピローグ
・少ししんどいのは習慣を身に付けるまでの最初の短い期間だけ。いったん習慣が身についてしまえば、その後はさほど努力は必要ない。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★★(5段階評価)
ビジネス書の分野では、以前より多く、今年に入ってからもかなりの冊数が出版されている勉強法を書いた一冊。
「目からウロコ」というほどの内容はなかったものの、網羅的にさまざまな工夫が書かれている。
最も共感できる点は、勉強法を「習慣化」するということ。習慣化に向けては、最初が苦しく、そこをいかに乗り越えられるかがポイントとなる。
自分自身、この2~3年間は、自己成長のサイクルをいかに「習慣」として根づけさせるかをテーマに取り組んできた。
この本に習って、テーマを決めて毎日少しずつの勉強というものも取り組んでいきたい。



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基本情報

マガジンハウス − 古市 幸雄

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 07:19:51
 

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