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[書籍] 天国で君に逢えたら~Tears in Heaven~

 

おすすめ文

【内容】
帯には「奇跡を生んだ恋愛小説。末期ガンに襲われた世界的ウィンドサーファーが紡いだ“奇跡の愛”の物語。感動のベストセラー。」と書かれている。
8/25から公開されている映画「Life~天国で君に逢えたら~」の原作本である。

プロローグは、「Dear リサ」という手紙で始まる。30代半ばにして末期ガンに侵されたサーファー、シュージからの手紙でやや衝撃的に始まる。
物語の中心にいる主人公は、国立がんセンター中央病院に勤務する医師の野々上純一。
ひょんなことから、患者さんの心の調査をすることになり、19階で手紙代筆屋「Heaven」を営んでいる。
そこを訪れるがん患者さん、それぞれのドラマが書かれている。


その中で印象に残ったのが登場人物が語った言葉
・「結局自分が死んでからも残るものって、“人に与えたもの”それだけだ。その中でも大事なことは“目に見えないもの”だっていうことに気がついたんだ」


章構成は以下のとおり。
プロローグ
第1章 スプリング・ブリーズ
第2章 サマー・ウェーブ
第3章 オータム・スカイ
第4章 ウィンター・ブレイズ

最後には、「明けない夜はない」という題で、奥様の飯島寛子さんが書かれている。
・2004年3月に書き上げられたこの小説には、夏樹の思いがすべて詰まっている。夏樹自身が約1年間入退院を繰り返したがんセンターを舞台にした小説だが、本来重く描かれがちな「生と死」というテーマを、「ユーモア」と「清々しさ」を交えて綴っている。
・夏樹は、私にとっては良き夫であり、子供たちにとっては良き父親であった。また、ワールドカップに8年間出場し続けた日本で唯一のウィンドサーファーであり、グアムでマリンスポーツ会社を起業した実業家でもあった。そして、肝臓に腫瘍をもったガン患者であり、それによって心に病をもったうつ病患者でもあった。夏樹の38年間の人生は、苦しく険しいこともたくさんあったが、そのすべてが夏樹にとっては必要なものだった。そして、そのどれが欠けてもこの小説は生まれなかった。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★★★(5段階評価)
小説なのか、実話なのか混同するほど、リアリティに溢れたストーリー。
著者自身が登場人物であるシュージに自分を重ねあわせ、闘病生活を通してであった人々や自身の葛藤を反映させた内容となっている。
また、最後につけられた奥様の言葉も深いものがある。
機会があったら映画も観てみたいと感じた。



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基本情報

新潮文庫 − 飯島 夏樹

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 07:16:48
 

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