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[書籍] レバレッジ・シンキング~無限大の成果を生み出す4つの自己投資術~

 

おすすめ文

【内容】
著者の第3弾。これまでの「レバレッジ・リーディング」、「レバレッジ・時間術」の上位概念。根底にある考え方をまとめられた本。
以下に、各章毎の内容、印象に残った点を挙げる。(今回も、ボリュームが多くなってしまいました)


はじめに
・一生懸命き、長い時間努力しているのに、成果が上がらない人、一方で人の何倍も仕事をこなし、時間的にも精神的にも余裕を持ちながら、大きな成果を上げている人。この違いはすべて「考え方」にある。
・この考え方は、「労力」「時間」「知識」「人脈」という4分やに自己投資し、パーソナルキャピタル(自分資産)を構築し、レバレッジ(てこの原理)をかけて、不労所得的に成果を上げ、“Doing More With Less”(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する。以下「DMWL」)を実現すること。
・著者は、『レバレッジ・リーディング~100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ~』(東洋経済新報社)と『レバレッジ時間術~ノーリスク・ハイリターンの成功原則~』(幻冬社新書)という本を書いたが、これはパーソナルキャピタルの「知識」と「時間」の部分にレバレッジをかけるノウハウであった。本書で述べる「レバレッジ・シンキング」は、それらすべての上位概念となるもので、レバレッジのベースの考え方をより詳しく説明するとともに、DMWL実現のためのノウハウを書いている。


第1章 常にレバレッジを意識せよ
・学習・研究はビジネスパーソンにとってのトレーニングといえる。プロスポーツ選手の場合、トレーニングと試合に費やす時間の割合は「4対1」程度と言われている。ところがビジネスパーソンは、「学習・研究」の時間が1日10分であるにもかかわらず、毎日10時間程度は仕事をしているのだから、費やす時間の割合は「1対60」程度になる。これは、明らかに練習が足りない状況で試合に臨んでいることになり、この状況では労働生産性を高めていくのは難しい。逆にいうと、競争が激しいスポーツでトップクラス入りするのは、とても大変だが、多くのビジネスパーソンが練習不足なのだから、少しでも練習すれば頭1つどころか、かなり抜け出すことが可能になる。ビジネスでうまくいっている人は、スポーツ選手のように絶えずトレーニング=自己投資をしている。
・レバレッジ・シンキングでいう投資は、考え方を変えることがベースにある。つまり、意欲さえあれば誰にでも簡単にできる。レバレッジ・シンキングを身につけると、自己投資によって「パーソナルキャピタル(自分資産)」を構築することができ、これにレバレッジがかかることで、不労所得的に成果が上がっていく。つまり、費やした労力・時間1に対し、成果を無限大にまで引き上げることができるようになる。
・ビジネスパーソンが仕事で成果を上げるよう、自己投資することで「労力資産」「時間資産」「知識資産」「人脈資産」となっていく。これらをパーソナルキャピタルと呼ぶ。パーソナルキャピタルは、成果を上げるための源泉となるもの。パーソナルキャピタルにマインドをかけることで成果が生み出される。よって、パーソナルキャピタルを増やすと同時に、マインドも高めていかなくてはいけない。パーソナルキャピタル×マインド=成果
・パーソナルキャピタルづくりをスムーズに行うには、ゴールを定めることが大切である。ゴールを明確に描く最大のメリットは、選択力が身につくこと。自分にとって何が大切で、何が大切でないかがわかるようになる。余計なことをしなくなり、時間、労力、お金の無駄がなくなる。
・レバレッジ・シンキングにおいて重要な要素は、「自分で行動する=アクティブ(能動的)」であるということ。何をやるにしても、アクティブに行うか、他にコントロールされる=「パッシブ(受動的)」に行うかで、結果は大きく異なる。例えば読書にしても、アクティブ・リーディングかパッシブ・リーディングかで成果は変わる。アクティブ・リーディングの場合、目的意識を持ち、本から得た知識を活かそうとするので、成果に結びつきやすいのだが、パッシブ・リーディングは漠然と読んでいるだけになる。


第2章 労力のレバレッジ
・新しいことを始めようと思ったときに直面する問題。それは「やろうと思ってはいるがなかなかできない」「先延ばしにしてしまう」といったもの。著者は、もともとは面倒くさがりやで、何も目的がないと、ついダラダラしがちだったという。しかし、目標もあるし、やるべきこともある。そんなときに、「やろうか、やるまいか」と考えると結局やらなくなってしまうので、どうしたら、そんなことを考えなくても行動できるようになるのか、物事を続けられるのか、近道を見つけて進むことができるのか、といったことを考える中で出てきたのが労力のレバレッジである。
・労力のレバレッジの目指すところは、どうすれば少ない労力で大きな成果を上げることができるのかにある。そのポイントは、以下の4つ。①仕組み化、②無意識化・習慣化、③KSF(キー・サクセス・ファクター)を見つける、④その他のレバレッジ(二毛作、言葉のレバレッジ、エクササイズのレバレッジなど)。
・うまくいっている人を見ると、良い行動を無意識に行っている。いわば、習慣化しているのである。良い習慣は、素晴らしい資産である。習慣化という方法は、自分をコントロールすることが苦手な人や、飽きっぽい人間にはとても便利である。考えると行動には移らない。習慣にしてしまえば、自動的に身体が動くようになる
・人間の行動の実に95%は無意識のうちに行われているという。人間の意思は強くない、意識的な行動は続かないことが多い。「やる、やらない」で悩んだり、続かなくなることもある。しかも、やらなかったときは大きなストレスを感じる。だから、仕事でも役に立つことは習慣にsちえしまい、何も考えずに続けられるようにする必要がある。
・実際に習慣をつくるにはどうしたらよいか?それには、いきなり大きな習慣を身につけようと思わず、小さなことからやり始める、あるいは意識することである。大きすぎる目標は、かえってストレスになる。小さな良い習慣を身につけていくと、良い流れが生まれる。「良くしていこう」という意識がベースに生まれると、やがて大きな習慣もできるようになる。
・労力のレバレッジでは、「自分はできる」と思うことが重要である。「できない」とか「無理だ」と思ったり、言葉にしたりするとマイナスのレバレッジがかかる。


第3章 時間のレバレッジ
・まず、最初に肝に銘じなければいけないこと。それは、時間がないから成果が上がらないのではなく、時間があるから成果が上がらないということ。
・時間は貯めることはできないが、レバレッジをかけて増やすことは可能。時間を投資することで時間資産を増やす。これが軌道に乗ると、そこから不労所得的に生まれる余裕時間でさらに再投資し、DMWLを実現し、成果を拡大することができる。
・著者は時間の使い方を大きく4つのカテゴリーに分けている。①自己投資である「インプット」の時間、②「アウトプット」の時間、③食事や入浴、睡眠などの「生活」の時間、④「プライベート」の時間。そして、1日24時間を4つのカテゴリーに分類して配分しておく。
・時間には変動費と固定費のようなものがある。固定費とは、固定的にかかるルーチンワークや定時ミーティング、睡眠、食事などの時間、これらを全体の時間からひいたものが自由時間=変動費となる。変動費を自己投資に費やすことでパーソナルキャピタルは増えていく。
・自由時間を削って仕事をするということは、自己投資に費やす時間を下げるということになる。すると固定的にかかる時間が増えていくことになる。それでは結局、いつまでたっても楽にならない。それよりも固定費にかかる時間を減らすべきである。


第4章 知識のレバレッジ
・知識への投資は単なる勉強ではない。あくまで投資なのだから、リターンを得るために行う行為である。常にリターンを追求するROI(投資収益率)意識が必要。本書では、知識にレバレッジをかける方法を以下の3つに分けて紹介している。①前例に学ぶ、②効果的に活かすテクニック、③レバレッジ・ミーティング。
・なぜ多くの成功者が前例に学ぶのか。実は、現状からゴールまでを俯瞰し、逆算すると、多くのやるべきことが見えてくる。その瞬間、限られた時間の中で成果を上げるには、他者から学ぶのが一番良いとわかるからである。
・本は、1冊や2冊を読んだだけでは足りない。できるだけたくさんの本を効率良く読み、多くの人の成功プロセスを吸収することが必要。これにより累積効果が出て、パーソナルキャピタルのいわば「含み資産」がどんどん増えていき、条件反射敵に実践で必ず活用できるようになる。
・知識を仕入れることは重要だが、それを実践に移すことはさらに重要。実際にやってみると知識がそのまま使えるわけではなく、自分なりに多少のアレンジを加える必要性が出てくる。知恵化が必要なのだ。


第5章 人脈のレバレッジ
・著者のこれまでのビジネスの成果は、すべていろいろな人との関係がベースになっていると言って過言ではない。人間が一人で出来ることは限られているが、人脈によってレバレッジがかかると、自分一人で出せる成果の何倍もの大きな成果を生み出すことができる。
・人脈をつくるうえでの基本は、相手にコントリビューション(貢献)すること。興味のある人にアプローチする際、何かをしてもらいたいとか、誰かを紹介してもらいたいとか、自分の願いを最初に考えるのではなく、まず相手に何かコントリビューションできないかと考える。もしコントリビューションできるものがなければ、そのときはアプローチせず、何かができそうなタイミングで行うとよい。
・自分よりマインドの高い人、マインドの高いネットワークに加わることによって、それに影響され、自分のマインドも上がる。逆にマインドの低いネガティブな集団にいると、自分のマインドもマイナスに傾く。
・人脈のレバレッジとしてもう1つ重要なのは、他人の力を借りるということ。他人といっても、主にプロフェッショナルな人のことを指す。プロゴルファーは、ときどきコーチに見てもらい、スイングのチェックをしてもらい、悪い点を修正する。そうしたフィードバックをもらっていないと、間違った方向に努力しつづける可能性がある。


【感想&気づき】
お薦め度:★★★★★(5段階評価)
著者の本は、『レバレッジ・リーディング』、『レバレッジ・時間術』に次いで3冊目。
今回はその上位概念ともいうべき“Doing More With Less”(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する。以下「DMWL」)の考え方に基づき、「労力」「時間」「知識」「人脈」という4つの分野への自己投資について幅広く書かれている。
この本で印象に残ったのは、考え方の根底でもある第1章の常にレバレッジを意識するという考え方の部分。その必要性をどこまで実感できるかが、それぞれの分野における実践へと影響してくるように思う。
また、第2章の労力のレバレッジで出てきた「習慣化」というのは、ここ1~2年で私の中のキーワードとなっていたものと重なる。
多少面倒くさい事でも、その必要性を理解し、一定のリズムで行うような習慣を身につけてしまうと、自然と継続できるようになり、それが自信となって次の行動へのエネルギーとなる。
まだまだ自分自身に多くの習慣を根づかせていかなければいけないと思う。



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基本情報

東洋経済新報社 − 本田 直之

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 07:14:27
 

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