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[書籍] TIME HACKS!~劇的に生産性を上げる「時間管理」のコツと習慣~

 

おすすめ文

【内容】
帯には「同じ努力で3倍効果が出る!時間を生み出す89のマル秘テクニック」と書かれている。著者が実践している細かいテクニックを紹介した本。以下に主な内容、印象に残った点を挙げる。


はじめに
・仕事ができる人はけっして、自分で「忙しい」とは言わないのです。そして、仕事ができる人に限って、休むときには徹底して休んでいるんです。時間に追い立てられていないんです。ちょっと恐ろしいことを言うと、「忙しい」と口癖のように言っている人ほど、仕事ができない。
・重要なのは、時間をどのように効率よく使うか、ということ。同じ1時間でも集中できた1時間とできなかった1時間とではまったく違います。とくに知的労働においては、かけた時間に比例していいものができるという保証はまったくありません。
・提案したいのが、時間の「投資」という概念です。お金の投資の仕方を教える本は沢山ありますし、世の中にさまざまなアドバイスサービスが存在します。でも、肝心の時間の投資の仕方については、そうではありません。でも、本当は時間こそ、もっとも限られた大切な資本であり、それをどのように運用していくかが人生のリターンをはじき出すポイントになるのです。


Chapter1 ToDoハック 一瞬と一生
・今日やるべきことを、ちゃんと今日やる。これが生活のリズムを作り、結果的に「習慣」となっていく。
・昨日できなかったToDoは、必ずそのプライオリティを見直す。これがアイビー・リ-のアイデアと呼ばれ、2万5000ドルの価値!を持つライフハックである。
・ToDoリストにおいて重要なのは、いつでもどこでも目に留まる、書き加えられるということ。
・転機を迎えるにあたっては、何かを得ることよりもむしろ、何かを捨てるということのほうが重要である。
・緊急だと思い込んでこなしていく中長期のToDoでは、積み上げた成果をレビューしてやることが大切。レビューすることで自分にフィードバックしてやる、自分をほめてやる。それが継続していくモチベーションとなる。そしてその振り返りは1ヶ月単位がよい。


Chapter2 スケジュールハック リズムとメロディ
・スケジュールは「記憶」するものではない、かわりに、しっかり「記録」しておくべきものである。
・パターンを決めると良いのは、それを繰り返すことによって熟練していく、洗練化のプロセスに入るということ。


Chapter3 時間効率ハック ジャズとトランス
・物理的な時間は、客観的にはかられる誰にとっても同じ長さの時間であり、これを「ニュートン時間」と呼ぶ。一方で、とても主観的な時間が存在する。たとえば、夏休み友達がみな遊びに行ってしまって、遊び相手がいない午後、そんなとき家の庭先に流れていたあの時間はいったいどういう時間だったのでしょうか。友達とあそんでいるときにはあっという間に過ぎ行く時間が、時計の針の音が聞こえてきそうなほどゆっくりと進む。これを時間について考え続けた哲学者の名前を取って「ベルクソン時間」と呼ぶ。仕事も同じである。時間が同じように流れていると思っていると、肝心な「効率」という概念を見逃してしまう。
・このベルクソン時間を実現するにはまず、集中できる時間は1日2時間と考えた方がよい。問題は、その2時間をどこに持ってくるかである。お勧めしたいのが、午前中。極端な言い方をすると、始業前にその日の仕事を終わらせることもできる。
・集中する時間をどう管理するかだけでなく、実際には「何もやらない時間」をどこで持っておくのかも重要なポイントとなる。目的を持って「何もやらない時間」を作ることによって、次の集中できる時間を準備する。この何もやらない時間を「タメの時間」と呼ぶ。


Chapter4 時間投資ハック 効率と効果
・時間の有限性を自覚するのに一番いい方法は、その時間を別のものに換算して実感すること。とくに働いている人にとっては、その1秒1秒がコストであるという認識を持つことが、仕事の生産性を考える上では必要不可欠であり、このコストのことを「自分コスト」と呼ぶ。
・時間を投資する、と考えるとそのリターンは時間ではない。ビジネスの現場におけるリターンの大部分は「お金」と「経験」、「信用」である。
・一般論として、若いうちは、時間を投資して経験を重ねるべきである。心配しなくても、そのうち経験がお金になっていくのである。ルーチンをこなしながら、半分は経験したことのないことに取り組んでみる、それが成長へとつながる。Googleでは、週5日のうち1日、つまり就業時間の20%を個人プロジェクトに費やすようにしている。
・他人への時間ばかりで、自分自身のことについて振り返る時間がないことが問題。そこで、スケジュール帳の中に自分へのアポを入れてしまうべきである。
・時間を節約するとうい意味でも、企画案については、まず8割の完成度で提案するとうにする。
・できるだけシンプルに考えることが大切。時間を使うとき、複数の目的を設定しないようにする。


Chapter5 チームハック 足し算とかけ算
・ハーマンモデルという大脳生理学にもとづいた思考のクセを判定する方法によると、脳は4つの部分にわかれ、それぞれ次のような特徴がある。①新しくて、右脳的な脳(ひらめきタイプ、②新しくて、左脳的な脳(論理派タイプ)、③古くて、右脳的な脳(人情タイプ)、④古くて、左脳的な脳(こつこつタイプ)。チームには実はこの4つの思考すべてが必要になる。


Chapter6 計画ハック 微分と積分
・お勧めしたいのが、1年を3ヶ月でみていくという方法。この3ヶ月は、学校でいうところの1学期だし、企業でいうところの四半期にあたる。3ヶ月ごとの計画のいいところは、日本ならではの季節感と連動しているところである。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★(5段階評価)
時間を効率的に使うための手法を紹介した本は沢山あり、本書もそういった本である。著者が実践している方法を具体的に記載しているところが参考になった。
大事なのは、その細かい手法をそのままマネをすることではなく、その背景にある考え方だと思う。
その考え方について、自分自身の軸を確立してしまえば、あとはその軸に沿った手法を自分なりに取りいれ、試行錯誤していくべきと考える。
また、例え良い手法だったとしても、ときとしてバージョンアップさせるために「変化」を与えてみる、そのことがより自己を成長させていくことへもつながるのだと思う。
本の中で取り上げられているいくつかの手法を読み、1つでも取り入れられるものがあれば、ラッキー。それくらいの気持ちで本を楽しむのが一番だと思う。



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基本情報

東洋経済新報社 − 小山 龍介

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 07:02:25
 

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