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[書籍] 残業はするな、「前業」をせよ!~朝のスタートダッシュで人生が決まる~

 

おすすめ文

【内容】
この本の帯には、以下のように書かれている。
・その「ビジネス常識」は、ウソ!人と同じルールでは人一倍がんばらなきゃならないけれど、ルールを変えれば一人勝ち。
人生は、勝ち負けだけではないと思うものの、著者なりのビジネスにおける考え方を色々な面で示唆している一冊。「前業」とは、残業とは違い、早めに会社にきて業務を処理すること。
以下に、各章毎の内容、印象に残った点を挙げる。


第1章 広く、浅く時間を見渡せ~人より多く時間を持てる習慣づくり~
・残業をしてはいけない。だらだらと非効率な仕事となってしまう。疲れて、お腹が減っているからといって食事をすれば眠くなる、残業を終えてからうさばらしに酒を飲んで、夜更かししてしまう。どんどん悪循環になっていってしまう。
・残業をしないようにするには、もちろん就業時間内の仕事の密度を濃くすることだが、すぐに実行するのは難しい。そこで、始業時間前に仕事をする、つまり「前業」をすればいい。残業だと2~3時間かけてダラダラとやってしまうような仕事でも前業だと1時間くらいで終わることがある。
・何かの企画や問題の解決策を考えようとするとき、たいていの人はじっくり考えようとする。しかし、一時期に集中して考えても深く考えることにはならない。考え方を変えて、深く考えるのではなく、細く、長く考えるようにすればいい。同じテーマを何度も考えるクセをつければ、すでにアンテナが立った状態だから、考えそのものは新しい情報にぶつかるたびに深くなっていく。
・現在、「忙しい」と感じている人は、本当は多忙ではない。本当に忙しい人には多忙感がない。
・仕事は追いかけるか追いかけられるかの勝負。同じ仕事をするならば良いサイクルで回した方がいい。そのためにはスケジュールが重要。必ず前倒し、前倒しで行くようにする。
・計画という言葉を使うと、「必ず実現しなくてはいけない」とどうしても考えてしまう。でも、そんなに深刻に考える必要はない。計画ではなく、「こうなりたい」という希望を沢山掲げていけば良い。高い目標を掲げて、達成すべく努力をして「失敗した」と反省するより、3割くらいできればそれでいいと思えば、「うまくいった」と総括する機会が増える。


第2章 不謹慎な人ほどうまくいく~満足感と能力は比例する~
・仕事をしていれば、他人からの評価が自分の業績に直結する。しかし、会社からの評価が必ずしも正しいとは限らない。会社が持っている評価基準などしょっちゅう変わるのだから、一喜一憂して振り回されてはいけない。悩んだ時や苦しくなった時は、自分が満足しているかどうか、まずはそこを確認してみるといいだろう。
・「他人と比べるな、過去の自分と比べよ」という宮城大学の初代学長の野田一夫先生の言葉がある。成長し続けている限り、チャンスは必ず訪れる。
・お金よりも能力をためる方が大事。能力をなめるためにお金をつかうべきだ。そうすると、その後の生活がすべてガラっと変わっていく。住居費・交通費は消費ではなく「投資」と考える。


第3章 仕事は公私混合でいい~自分と仕事の関係づくり~
・「仕事がすべて」という仕事一筋の人は案外伸びない。なぜならそのような人は知らず知らずのうちに視野が狭くなっていることが多く、変化の激しい流れについていけないからだ。公私の「私」で、自分だけの強みをつくることが必要。「私」もはじめのうちは仕事の役に立てようと考えなくていい。続けていくうちに「公」と「私」が重なってくる時期がやってくる。
・上司等に相談する際にポイントは、意見は聞くのだが、「結局この問題は自分の意志で決定するんだ」という決意を持って臨むこと。ところが、人に意見やアドバイスを求めてから自分の考えをまとめよう、という気持ちで相談してしまっているケースが多い。
・本当に「自分が決めよう」と思っているならば、決められないことなんて、実際はほとんどない。みんな「自分では決められない」と思い過ぎているだけである。
・変化を恐れるようになった時に人は年をとる。変化をマネジメントすることで自分の成長を促し続けることが大事だ。
・仕事ならばどんなものでも自分を成長させるというわけではなく、実は自分の能力を下げてしまう仕事もある。もともと自分が余裕を持ってできる範囲の仕事だったり、下のレベルの仕事ばかりをしていると能力が下がってしまう。
・背丈より低い仕事を与えられた場合には、地面を掘って立ち位置を低くし、つま先立ちの仕事に変えてしまえば良い。同じ仕事でも問題を深堀りするかしないかで、結果は変わってくる。
・何かを続けていくには、それまでの方法ではダメな時が必ずくる。その時に諦めず、状況に合わせていろいろな工夫をすることによってノウハウがだんだんたまってくる。
・決断をするということについて考えてみると、成功しそうな方を選んでも失敗するかもしれないし、苦しい方を選んでも結果的にうまく行くかもしれない。つまり、どちらを選んでも、その後の自分の行動や心掛け次第で結果は変わるのだ。それならば、決断を下す時点で重要なkとおは、どちらかをとにかく早く選ぶことだ。
・仕事には目的があり、それを達成するための具体的な行動が作業なのである。にもかかわらず、目的を忘れて目の前の作業に没頭してしまう。


第4章 一流の懐に入り込む~これだけで差がつくコミュニケーション術~
・女性には激励が重要である。男性を励ますような知ったでは効果が出ないことも多いので注意しなければいけない。また、1つ問題が解決した際や成長がわかった際などには、次の課題を与えることも大切だ。それによって相手が成長する道筋をきちんと示し、伝えてあげることができれば、頑張ることができるからだ。
・多様な考え方や能力、そして自分との様々な関係性があるのだから、自分が何かを始めようとしたら、反発する人が出てくるのは当たり前だ。敵をつくるくらいの意志の強さや真剣さがない人には、味方もできない。


第5章 新聞は全部読むな~考えるビジネスマンへの道~
・若いうちは、仕事は質ではなく量である。質の高い仕事だけをやろうとしても無理なのだ。たくさんすると質がだんだん良くなる。仕事は自分で選ぶことはできない。若いうちは特に選り好みしてはだめだ。仕事は天から降ってくる。それならば量をこなすことだけが、今の自分にできる精一杯なのである。
・企画書やプレゼン資料を誰かに見せたり発表したりする際は、中身がしっかりとできて完璧にしてから発表しようと思いがちだが、それは間違いである。中身ができたら発表しようとする人は、いつまでたっても中身に満足することはないから、発表の機会がずっと少なくなる。なぜならば、中身は自然に出来上がってくるものではなく、表現しようとして初めて良いものができてくるからだ。
・自分の仕事についてきちんと考えて、努力をしながら自分の能力も磨き、いい仕事をしていれば、また次に仕事が回ってくる。そして、次ぎの仕事でもいい働きをし、それをどんどん重ねていけば、もっとやりがいのある仕事や大きな仕事を任されるようになるということである。
・情報収集は問題意識を持つことが先である。そこで初めて情報が意味のあるものになる。なんでもかんでも集めるだけ集めて、さあどうしようかと考えているようではダメなのだ。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★★★(5段階評価)
著者の本は、『通勤電車で寝てはいけない』という本でもそうであったように、逆説的なタイトルが斬新ではあるものの、内容面においては共感できることが非常に多いので大好きだ。
この本で特に印象に残ったのは、大きく3つ。まず1つめは第1章にあるような時間の使い方だ。実際、朝7時に出社をして9時までの時間を自分のために充てるようにしてから、会社から帰る時間も早くなったと感じているため、より説得力がある。2つめは、公私混同の「私」を伸ばしていくという視点。社内だけでなく社外において、何か自分の立ち位置というものを持ちたいと考えていることと共通する部分を感じた。
そして、3つめが第5章の資料作成は完璧でなくても出すということ。これは、仕事面においてもそうだが、自分の勉強法としてアウトプットを重視していこうと考えているため、出来上がるまで待つのではなく、出すことを決めてアウトプットしていくという姿勢をより意識していきたいと思った。僕は、将来本を書きたいと思っている。その際には、著者書く本と被ってきちゃいそうな気がする(笑)



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基本情報

大和書房 − 久恒 啓一

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 06:49:38
 

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