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[書籍] 彼女がニューヨークで一番の花屋さんになれた理由~アメリカ大富豪に伝わるお金持ちになる魔法~

 

おすすめ文

【内容】
「はじめに」で、著者がこの本を書くこととなった経緯について述べている。 著者が30~40代だった頃のアメリカでのこと。ジャック・アマダという敏腕実業家に誘われ、アメリカで光学精密機器のビジネスに関わっていたが、ジャックからひとりの老人を紹介される。サクラメントのレストランでジョージ・ワルターというドイツ系アメリカ人の元開業医で60歳そこそこといった老人と会う。ワルターという人は、会話の名人、言葉によって巨万の富を得た男だった。著者が日本に帰ることとなったとき、ワルターが伝えてくれたのが「ある少女の物語」であった。
この本は、その物語「ガーベラの魔法」と、それについて著者が解説を行う「『ガーベラの魔法』が教えてくれること」という2部構成となっている。物語については、あまり細かく書くべきではないので、大きなあらすじを、後半の解説からは、印象に残った点を挙げる。


■ガーベラの魔法(物語)
主人公の名前はレイチェル。マンハッタンのダウンタウンの片隅にある、こぢんまりとした花屋で働く若い女の子。伏し目がちの24歳だった。この店のオーナーはレイチェルの伯父、そして育ての親であるダニエル。ある日、ダニエルから売上不振から店じまいを考えていることを告げられる。レイチェルはあと1年だけ待ってもらうようお願いするのであった。そこから物語は始まる。
次の日から、さっそくレイチェルは見せの大改造にとりかかった。
ある日、老紳士がやってきて、花の配達を頼まれる。そこに書かれた住所は、5番街には程遠い高級住宅街に住む紳士であった。その老紳士フィリップ氏と出会い、会話をしながら少女は変わっていく。
フィリップは2つの魔法を教える。それは、①毎朝、鏡の自分に向かって「今日もきれいね」と声をかける、②毎日、お店にあるすべての花に「今日もきれいね」と声をかけるということ。
3週間が過ぎる頃、ダニエルの店は、驚くほどの変化があらわれていた。店の雰囲気が変わり、何よりレイチェルが変わった。そして売上があがり、少しずつ借金を返せるようになったのである。
でも、レイチェルは更なる悩みに襲われる。「それなり」じゃイヤになってきたのである。それも、フィリップ氏の助言により克服していく。
そして、最後には素敵な出会いが。。。



■『ガーベラの魔法』が教えてくれること(解説)
・わたしたちの人生は、だれかに「与えられるもの」ではなく、自分の手で「選ぶもの」。
・とにかくアクションを起こし、自分の日常に変化を起こす。変化とは、それが訪れるのを待つものではない。自分自身の手によって起こすのが変化。そして、何でも言いから自分から変化を起こすと、やがて環境も変化していく。
・もし、ほめられる機会が少ないとしたら、自分で自分のことをほめてあげましょう。あなたの頑張りについて、一番よく理解しているのはあなた自身。
・わたしたちが自分の人生を幸せだと思えるかどうかは、ひとえに「どれだけ自己像を高められるか」という一点にかかっている。自己像とは、セルフイメージという名前の通り、自分で考える「わたしはこういう人間だ」というイメージのこと。わかりやすくいえば、「わたしは幸せな人間だ」という自己像を持っていれば、本当に幸せな人生を歩めるし、逆に「わたしは不幸な人間だ」という自己像を持っていればそのとおりの人生を歩んでしまう。
・古来、日本人には「言霊」という概念があった。これは迷信でもなんでもなく、最新の大脳生理学の立場から考えてみても、言葉にはそれだけ強い力がある。ですから、ただ鏡に向かって「今日もきれいね」と自分をほめるだけでなく、周囲の人々、また草花や自然、芸術作品などに接したときは、積極的にほめ言葉を口にした方がよい。
・夢は映像でイメージする。昔から「百聞は一見にしかず」というが、自分の夢や目標は、それが達成された状態を「絵」として思い浮かべてこそ、実現していくもの。口ぐせ理論を補完するためにも、ぜひこの「理想の部屋」をイメージするというトレーニングを実践すべき。
・人生の答えは、人から教えられるものではないということ。自分の人生の答えを見つけられるのは、あくまでも自分しかいない。
・言葉は目に見えるものではないし、形になって残るものでもない。そのため気付かないうちに汚い言葉や、相手を傷つけるような言葉を使ってしまうことがしばしば起きてします。これからは、誰と接するときにも「すべての言葉は相手へのプレゼントなんだ」という気持ちを持って会話するようにした方がよい。
・わたしたちの人生にたくさんの教訓を与えてくれるこの物語のキーワードを、ひとつだけ挙げるとしたら、「信じることの強さ」に尽きる。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★★★(5段階評価)
これまでも、著者である佐藤富雄氏の本は何冊か読んできたが、本書は物語とその解説を通して理論を実証しているという新たな趣向の本。
物語自体もわかりやすく、どこか心が温まる内容となっており、あっという間に読んでしまった。どちらかというと女性をターゲットとして書かれてはいるものの、誰にとっても重要な内容だと感じた。
すべての出来事は自分の解釈次第であること、そしてそのためには自分を信じることが重要だということだと思う。
先日、講演会を聴きにいった際にも、ここに出ている「セルフイメージ」の高い人というのが話題になっていた。
確かに、現状に満足しきっていてはいけないものの、ある程度自分自身を認めることができ、自信を持っている人の方が、魅力的だろうし、信頼して任せてみることができるのだと思う。


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基本情報

宝島社 − 佐藤 富雄

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 06:45:09
 

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