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[書籍] なぜ、逃げた犬は追ってはいけないのか~「もののみかた」で人生が劇的に変わる本~

 

おすすめ文

【内容】
この本の帯には、こう書かれている。「何が起きても、それをプラスに返る「もののみかた」をすればいい!」。
著者は、自らの体験を例に挙げ、「どもりコンプレックスがあってよかった」、「窓際の仕事を与えられてよかった」、「父が倒れてよかった」とまで書いている。なぜ、そう思えるのか?その視点の考え方がこの本に書かれている。
以下に、各章毎の内容、印象に残った点を挙げる。


はじめに
・自分の飼い犬と散歩中、手綱が離れて犬が逃げ出したとき、ついつい犬を追いかけてしまいがちだが、実は追っては行けない。犬は自分に加勢してくれたものと重い、どんどん遠くへ行ってしまう。逆に、犬に背を向けて反対方向に歩き出すと、犬もあわてて戻ってくる。これは、著者が犬を飼ってはじめてわかった、大きな思い違いであった。
・こうした思い違いは、人生の中でもたくさんあるはず。この思い違いをしていたおかげで、人生、だいぶ損をした。
・人はいったんそう思い込むと、それが自分に染みつき、普段は全く意識しないまま自動的に思い込みにコントロールされてしまう。本当は違う選択肢もあるはずなのに、それが見えなくなってしまう。これが「もののみかた」。
・私たちに降りかかる沢山の災難に対し、その出来事をプラスに変えるのがこの「もののみかた」であり、この本の目的。何が起きるかは問題じゃない。起きたことにどう意味をつけるか、それこそが自分の人生を決める。


第1章 チャンスはこうやってくる
・「どうして僕にはチャンスがやってこないんだろう?」と思っている人がいる。その答えは簡単で、「あなたがチャンスをつぶしているから」である。つまり、考え方のパターンがずれているのである。これまで、自分なりに考え、選択し、行動してきた結果がいまの自分である。もしいまの自分に満足していないとしたら、それは。それまでの自分の考え方、感じ方が間違っているということ。
・人の考え方は、そう簡単には変わらない。じゃあ、どうするかというと、「まずは無理やり行動を変える」のだ。
・最初からあきらめて、何もしない人が多い。でも、可能性がわずかでも、いまの自分にできることは絶対にあるはず。「動く前から結果を自分で決めない」ことが大切である。
・まだ、ありもしないことでも、「すでに実現しているかのようにつくってみる」ということが大切である。生み出すために著者が心がけている3つのことは、①熱い思い、②わかりやすさ、③目の前の人を大事にする。


第2章 コンプレックスは資格や学歴よりつかえる
・欠点は、オープンにすると消える。ありのままの自分を受け入れ、それを許してあげるとラクになる。自分を許してあげていいのだ。


第3章 うまくいかないほうが道は開ける
・会社で、本流と関係のない仕事を任されたとき、そこで腐るのも、いつかきっと役立つと思ってこなすのも、自分次第。
・自信というのは、いまある自分にオーケーを出すことなのかもしれない。


第4章 600万円より時給1000円の仕事がいい
・自分自身が「やりたい」ことより「できること」のほうに縛られてしまいがちである。
・やりたい仕事がなかったら、自分でつくればいい。


第5章 常識って間違っている!
・以下の間違った常識を例に挙げて、説明している。
間違いその1:好きなことをシゴトにするとつらい?
間違いその2:Aをとらないと評価されない?。評価主義の一番の落とし穴は、「評価されよう。認められよう」と頑張っているうちに他人の評価ばかりが気になり、いまの自分の素晴らしさや可能性が見えなくなってしまっているということ。人と比べて価値があるのではなく、自分の中に価値がある。
間違いその3:できないことは「できない」と言え?。まずは結果を決め、その方法はあとから考えるということも重要である。
間違いその4:高飛車になるな?。「俺にはできないよ」と言っている人に起きる現実と、「俺にはできる」と言っている人に起きる現実は違う。
間違いその5:ルールは守らなくてはいけない?。あまりにも「決まり」や「ルール」にとらわれすぎると、せっかくの可能性が閉じてしまうことも。
間違いその6:プロに任せておけば安心?
間違いその7:自信には根拠や経験が必要?。自信をもてるかどうかというのは、経験ではなく、自分のセルフ・イメージ次第である。

第6章 自分に都合よく考える
・「今の自分はまだまだ」という考えの落とし穴は、「その人にはなかなか十分だと思える時がこない」ということ。ハッキリ言ってしまえば、「自分から逃げている」考え方なのだ。
・人は、アウトプット系の生き物。入れることでは育たない・出すことで成長するのである。
・被害者の立場をやめること、そして自分が変わればすべては変わる、という立場に立つことが重要である。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★★(5段階評価)
この本は、「もののみかた」の大切さ、それは自分の考え方次第であるという点を、わかりやすく伝えてくれている。
著者自身の体験に基づく部分も多く、「想い」の伝わってくる本であった。佐藤富雄先生の本といい、このような自己啓発本の根底にある考え方は共通する部分が多い。しかし、それを実践するまでには、いくつもの壁が生じてしまうのだと思う。
沢山の本を読むことを通して、それぞれの人に合った実践方法がみつかる可能性が高まるという意味では、本というのは本当に安価な自己投資だなあとつくづく感じる。
今後は、「自分はこういうもののみかたができた!」という経験をしっかりと振り返りを行うことによって蓄積していき、良い「もののみかた」ができる確率を高めていきたい。



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基本情報

こう書房 − 川村 透著

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 06:43:31
 

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