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[書籍] 言いたいこと「全部」言えるスキル~「何も言えなかった」私が金融の場シティーで学んだこと

 

おすすめ文

【内容】
「はじめに」で、著者は以下のように書いている。
・私は苦労を重ねながら、上司や夫に助言されて「言いたいことが全部言える」スキルを身につけた。
・苦手が消えると得意を磨く時間が増えて、まるで魔法のようにプレゼンがうまくいき、職場の人間関係が円滑になり、交渉力も上がって、私がステップアップする強い武器になりました。
この、「良い循環」がまわるきっかけとなった「言いたいことが全部言えるスキル」を自身の経験をもとに伝えているのが本書。以下に各章毎に印象に残った点を挙げる。


1章 言いたいことの「半分」も言えないのはなぜか
・言葉がスムーズに出てくるかどうかは、事前の練習も大事だが、お腹に力を入れて呼吸ができるかどうかにかかっている。
・言いたいことの「半分」も言えない6つの理由
①相手の立場や役職が「上」あるいは「下」だから
②多数意見に反論できない。その場の空気にのまれるから
③未知数の相手だから
④言いにくい話題だから
⑤時間た足りないから、タイミングを逃しているから
⑥面と向かって話をする機会がないから


2章 どんなとき、言えなくなるのか
・「それは違いますね」と伝えたい場合、英語では「I agree basically,…そうですね、基本的には同感です」と認めてから、「but…しかし」とつけて、「I one small matter,my opinion is a little differentほんの1ヶ所だけちょっと違います」という言い方をする。
・英国人は「他人にどう見られているかを気にしない」のですが、それは「他人は自分とは違う」という現実をあるがままに受け入れてるからなのかもしれません。
・「反論や嫌な質問は必ず出る」という前提で、相手の出方を研究し、自分の答えを用意する。
・英国では、「もう少し、賢さが出る質問をしなさい」と言われる。大事なのは、「専門家らしい視点の、具体的な質問」であった。
・言いにくいことこそ、隠さずにすぐに関係者に話すことが重要。
・短い時間に話のポイントを絞り、確実に言い切る瞬発力を鍛える。


3章 相手の心を動かす「1対1」のスキル、「プレゼン」のスキル
・「知らない」と言ってはいけない。相手は「知らない」と言われることによって不安になってしまう。
・言いたいことを全部言うには、実は「言わないこと」を見極めることでもある。
・信頼を得るまでの過程は長く地道な道のり。これをすれば一瞬にして信頼が手に入るといった近道はない。
・もっとも大切なことは、上司に何か頼まれた時は、必ず期限を聞くこと。
・大事なのは、「プラスの点、マイナスの点、私はこう思う、なぜなら~であるから」と論理的に意見を述べること。


4章 賢い自己主張で「ますます」伝わる
・自分にはハンデ(日本人であること、女性であること、ネイティブスピーカーでないこと)があるのだと認めることも大事であった。
・どんなに努力しているか、人には言わないこと。成功する為には普通の人の何倍も努力しなければならないことを英国人は当たり前だと思っているから。
・若い人は人生のあらゆる場面でチャレンジすべき。失敗してもそこから学び、またチャレンジすればいい。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★★(5段階評価)
本を読んでいるだけで、著者の性格がわかってきそうなくらい、ストレートに御自身の意見を述べられている本。
書かれている内容に、目新しいことはほとんどないものの、自身の英国でのキャリア・経験による裏付けがあるために説得力を増して伝わってくる部分がある。
著者も最初はプレゼンテーションや会議の場で自分の意見をうまく表すのが苦手だったという(謙遜もあると思うが…)。そんな中、経験を積み重ね、苦手を克服することを意識してきたために、良いサイクルがまわっていったようだ。
おそらく「努力」を「努力」と思わず「当たり前」のこととして取り組んだ結果、身につけることができたのであろう。
自分の「苦手」な分野に対し、「当たり前」のごとく克服するための取り組みができるだけの精神力を身に付けていきたい。



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Smile-coach

基本情報

祥伝社 − 藤原 美喜子著

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-06 08:00:10
 

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