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[書籍] 使う力~知識とスキルを結果につなげる~

 

おすすめ文

【内容】
ボストンコンサルティンググループ日本代表の著者が書いた本。
はじめにでは、以下のように書いている。

・勉強を通じて経営知識を詰め込んだからといって仕事で成果を出したり、ビジネスリーダーになれるわけではない。
大事なのは「知識」×「使う力」で結果を出すことである。
よって本書では、「使う力」をいかにして身につけていくかを述べている。以下に、各章毎の印象に残った点を挙げる。


第1章 ビジネスリーダーの基本要件
・ビジネスリーダーに必要な4つの要素は、①人間力、②使う力、③経営知識、④業界・社内知識である。
・「人間力」にも様々あるが、成功したリーダーに共通しているのは「思い(アスピレーション)」である。
・「経営知識」と「使う力」というのは車の両輪のようなもので、どちらかだけではうまく前に進まない。


第2章 「使う力」とは何か
・「使う力」を定義する為の3つの必要条件は、①ビジネスリーダーが果たすべき役割に則している、②スキルとして習得方法が明らかにされている、③普段の仕事の中で身につけるという意識を持てば力を伸ばしていけること。
・到達目標としての「使う力」は、「情報を加工・統合し意思決定する力」と「人と組識を動かし結果を出す力」。
・入り口としての「使う力」は、「頭の使い方系のスキル」と「心の使い方系のスキル」からなり、頭系はロジカルシンキング、図解の技術、モデル構築といったベーシックスキルと定量化、グラフ発想、クリエイティブシンキングといった応用スキルからなる。
・心の使い方系のベーシックスキルは、プレゼンテーション、ファシリテーション、ネゴシエーション、応用系は、アクティブリスニング、コーチングと位置づける。


第3章 企画という仕事と「使う力」
・企画というものは、「経営知識」と「使う力」さえ身につければ必ずできるようになってくる。
・企画力は、課題設定力、情報収集力、分析力、創造力、統合力の5つの要素からなる。
・定量化スキルを鍛えるには、普段目にしている数字から発想するのではなく、本当はどんな数字が必要かどうやって数字を作ればよいかから考える。
・「右脳」×「左脳」の掛け算がクリエイティブ・ジャンプを生む。
・問題解決のための唯一解ではなく優位解を求めるのが企画なのである。


第4章 人を動かすコミュニケーションと「使う力」
・効果的なコミュニケーションの本質であり、最大のコツは、自分の伝えたいことだけをシンプルにまとめる意見の結晶化である。
・コミュニケーションにおける最大の目的は「人を動かすこと」。


第5章 「楽しむ」ビジネスライフのすすめ
・「苦しむ」=「努力する」という意識が染み付いているが、「楽しく努力する」という選択肢がある。楽しむことが使う力を伸ばすことになる。
・楽しむための勉強法のコツは、①そもそも自分が好きなものを選ぶ、②達成感を感じる方法を考える。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★(5段階評価)
PHPビジネス新書が創刊された当初にでた本であり、買ったまま読み始めるまでに時間が空いてしまった。
本の内容としては、体系立てて「使う力」が整理されており、わかりやすくまとまっていると思う。
一方、1つ1つのスキルであったり言葉が、著者のイメージで書かれている気がして、所々アタマの中に入りきらない部分もあった。
私個人としては、ここ2~3年「ファシリテーション」や「コーチング」というスキルを強化する必要性を感じていたのだが、これは「使う力」上は「心の使い方」系のスキルに属するということであった。
最も印象に残ったのは、最後の「楽しく努力する」という視点。それぞれの「使う力」を伸ばす上でのコツもあるであろうが、何よりも「苦しい」ではなく「楽しい」と感じることが能力そ磨いていく上では重要だと感じた。



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基本情報

PHPビジネス新書 − 御立 尚資著

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-06 07:46:23
 

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