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[書籍] サラリーマンは2度破産する

 

おすすめ文

【内容】
衝撃的な(?)タイトルとなっているが、本書ではごく普通のサラリーマンが、破産しそうなリスクを取り上げ、わかりやすく解説してくれている。
はじめにでは、「あなたの”貯まる度”チェック」ということで、5問のしつ門が載せられている。この質問に対するYESが多ければ、多いほど危険ということ。(私のYESは、幸い1つだけでしたが…)
以下に、各章毎の主な内容をご紹介する。


序章 あなたは2度破産する
・ここでは、ごく平均的な35歳、4人家族、年収700万円の方を例にとって解説。金融資産残高の推移をみていくと、47~59歳と65歳以降の2度、金融資産がマイナスとなってしまう。
・著者は、これまで「家計の見直し相談センター」で1万世帯を超える家計の診断を行ってきたが、このように一見すると普通の家計なのに、詳細を分析すると破産の危機が予測される家計は5割を超えてしまうという。
・最初の破産の危機は、教育費負担が重くなる時期、2度目の危機は、退職後の老後資金不足が原因となる。
・著者は、「何かが起きたときに慌てるのでは遅い。これからの時代を生き抜く為に頼りになるのは、会社や国ではなく、あなた自身の力だ」という。
第1章 どうしてあなたはお金が貯まらないのか
・収入が多いのにお金で苦労する家計の理由は、消費行動が衝動的で、計画性に乏しいからだという。
・家計管理のコツは、お財布から出て行く「やりくり費」ではなく、通帳から定期的に引き落とされる「固定費」をカットしていくこと。
やりくり費=収入-将来のための貯蓄-固定費
・また、お金が貯まる家計をつくる5つの法則としては、①将来のイメージを明確に持っている、②必要なお金は先にとっておく習慣ができている、③比較検討を徹底している、④上手に運用をしている、⑤長期的に考える習慣を持っている、が挙げられる。


第2章 30分でできて人生が変わるライフプランづくり
・ここでは、具体的なライフプランの作成方法が述べられている。現役時代におけるイベント資金と、老後の資金に焦点を充てて、ライフプラン(キャッシュフロー)を作成する。
・ライフプラン実現のためには、「余ったお金を貯蓄する家計」から「残ったお金で生活する家計」へ転換することが必要である。


第3章 買うか?借りるか?どうするマイホーム
・マイホームを購入する場合、賃貸とする場合の比較に加え、住宅ローンの目安の考え方、選ぶ際のポイントが挙げられている。


第4章 生命保険の見直し、プロのノウハウ
・日本の生命保険は無駄だらけである。生命保険を見直せば、8割の家計で効果があるという。ここでは、見直しのステップとともに、見直す際の7つのポイントが挙げられている。


第5章 サラリーマンが収入を増やす最も簡単な方法
・家計の体力に合わせて取れるリスクの大きさが計算できるように考え出された「資金4分割運用法」を紹介している。ライフプランと基礎収支に応じて期間を4分割し、短ければ確実なものを、長ければ積極的に運用をするというもの。


第6章 地道にコツコツ殖やそう~投資運用超入門~
・住宅購入や教育費といった資金需要の多い世代は大きなリスクをとるべきではない。そんな中、不動産投資のメリットとリスクを紹介している。


終章 お金の心配から自由になるために
・サラリーマンとして仕事を真面目にこなしてさえいれば、家計のことなど何も考えなくとも順風満帆な人生を送れた時代は過去のものとなった。
・家計のリスクを知るただ1つの方法がライフプランを作るということ。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★(5段階評価)
タイトルが売上を大きく左右するという新書の世界。本書もそのタイトルに惹かれて購入してしまった。
前半部分に書かれている、サラリーマン家計の抱えるリスクについては、自分自身は実感が涌きにくいものの、リアリティを持って伝わってきた。
本を読んでいる限り、「当たり前」のことが多く感じられるのだが、いざ自分の家計となると、その「当たり前」ができないのかもしれない。
印象に残ったのは、「余ったお金を貯蓄する家計」から「残ったお金で生活する家計」への転換が必要だという部分。
まずは、その意識をしていくところから、始めなければいけないのかもしれない。



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基本情報

朝日新書 − 藤川 太著

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-06 07:25:11
 

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