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[書籍] 子供が輝く「魔法の掃除」~「自問清掃」のヒミツ~

 

おすすめ文

【内容】
著者は、小学校教諭の平田治氏。”はじめに”では、「学力低下問題が、自主性・自律性の欠如に起因していると考えれば、制度や法律だけの改革や、活動中心主義に陥りつつある「総合的な学習の時間」によっては根本的な解決が期待できないことは明らか」と書いている。
そんな中、本書で紹介される「自問清掃」は、自発性を引き出す「魔法の掃除」。
「自問清掃」は、子どもたちの自主性に任せて、教室等の掃除を行うということ。先生は、指示を出すとういことなく、子どもたちと一緒になって、掃除をし、見守る。
主な内容を以下にまとめる。


Ⅰ章では、「私の奮闘記」と題して、自分自身の変化を書いている。
・3校目に赴任した際に、校長先生の意向もあって「自問清掃」と出会う。著者ははじめは乗り気ではなく、仕方なく取り組むはめになったものの、ほんの少しずつの変化ではあるが、子どもたちが変わっていく様子に気付くようになる。
・子どもが花瓶に花をさすにしても、それは誰に認められるためのものでもなく、誰にほめられるためのものでもない。自分がさしたいから、さしている。
・子どもが変わり、先生が変わり、それによってまた子どもが変わるというように相乗効果的に変容していくという実感があった。そして、自分自身も子どものことを「あなた」と呼ぶようになる。


・自問清掃で伸ばす3つの力は、
①がまんしてやりとおそうとする力=意志力(がまん玉)
②次々と新しいことを見つけ出そうとする力=創造力(みつけ玉)
③人へのやさしさ(親切心)やうつくしいものへの憧れ=情操(しんせつ玉)
・子どもたちには、この3つの玉を「心磨き」として教える。
・小学生でありながら、たしかに自分自身を見つめる目を自らの中に育てるということ。
・心の鏡に映した他人、つまりもう一人の自分を反省することで、大脳新皮質においてミラーニューロンが形成される。


・さらには、子どもたちがそれぞれの成長段階を歩んでいくための5段階のプラン。出た芽を育てる上での4つの方方が紹介されている。

・誉める、叱る、比べる教育の中からは、本当に人間性豊かな子どもは育ってこない。
・誉めるにあたっても、主語が自分にある「すごいね」「すばらしいね」「ありがとう」というメッセージならばOK。



【感想&気づき】
お薦め度:★★★★★(5段階評価)
この本を読むまで、あまり「教育」ということを真剣に考えたことはなかったが、特に小学生という人間性を作り上げていく段階の「教育」の重要性・魅力を感じた。
自分は、小学生の頃、どのような気持ちで「掃除」をしていただろうか。まあ、イヤイヤではなかったかもしれないが、自分自身からどこか奇麗にした居場所を探しもとめて、人に言われてもいない部分を進んで作業するといった姿勢があったかというと疑問である。
この本に書かれている「自問清掃」のスタンスは「家庭」の教育においても取り入れることが可能だそうだ。
また、子どもだけでなく、大人においても学ぶべき点が非常に多いという。
先日紹介した「そうじ力」と合わせて、自分自身を見つめ直すきっかけとして日常生活における「そうじ」を大切にしていきたいと思う。



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Smile-coach

基本情報

三五館 − 平田 治著

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-05 08:14:47
 

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