おすすめ文
【内容】
決断力にあまり自信のない「若者」が、決断の仕方を教えてくれるというハイキングに参加し、そこに参加している人々との交流を通して「決断する」とはということを教えられていく物語。
気に入ったフレーズなどは以下の通り。
・的確な決断をするためには、まずよくない決断をもとに進めていることをやめること。
・常に的確な判断を下すために、冷静な頭と熱い心の両方を働かせること。まずは「実際的な問い」によって頭を働かせ、「内面的な問い」によって心に尋ねる。それから自分自身の声と他の人達の言うことに耳を傾けたのち、より的確な決断を下し、それを実行する。
・本当に必要なことだけを追求すれば、決断しやすくなり、的確な決断をより早く下すことができる。
・的確な決断を下すためには、「それでどうなるだろう?それからどうなる?それから次は?」と自問し、よい結論が出るまで考え抜くこと。
・決断には、自分が思っていることが表れる。
・決断を下す時、自分に正直になっているか、直観を信じているか、自分の価値を信じているか。
・自分の中に、自分の賢明さを教えてくれる心の「ガイド」が住んでいる。
【感想&気づき】
お薦め度:★★★★(5段階評価)
的確な決断をするためのコツは、自分自身の中にある答えをしっかりと導きだすために、選択肢を洗い出し、考え抜くこと。
至ってシンプルな内容であったと思う。物語では、主人公の若者が学び、会社のグループとしての決断が改善されていくといったストーリーとなっていた。正直、そこまでの「劇的な変化」は想像しにくかったものの、自分自身に納得の行く決断の導き方は、磨きをかけていく必要があるのかなと感じた。
個人的には、「振り返り」もそれ以上に重要なのかなと思う。決断に至った背景を振り返ることで、選択肢の洗い出しが足りなかったのか、判断基準の情報が不足していたのかがわかるのではないか。
その振り返りによって、「考え抜く」ことの価値が高まるような気がする。
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Smile-coach
基本情報
ダイヤモンド社 − スペンサー・ジョンソン著 門田 美鈴訳
投稿者
smile-coach
最終更新
2008-08-05 07:20:29