さがしものは何ですか?

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[書籍] こう考えると、人生は変わるよ。~人生の「つまづき」をムダにしない50の考え方~

 

おすすめ文

【内容】
著者は、「命に火をつける教育」と看板を掲げて、33年間、小さな私塾を運営してきた方。教育の世界では、「成績を上げるには性格を変えろ」という言葉がある。聞こえのいい言葉だが、性格というものはなかなか変わらない。しかし、人間は幸いなことに「考え方」ならすぐに変えることができる。そして、「考え方」が変われば、おのずと「人生」も変わる。
著者の経験から導き出された50の「考え方を変えるためのヒント」が書かれた本。以下に各章毎の内容・印象に残った点を挙げる。


Ⅰ 考え方しだいで人生は変わる
・誰もがじつは知っていること、それは人の能力には限界があるということ。だから、差し当たって、いま自分ができることを精一杯やるしかない。できることが一個きりなら、その一個を深めるほかない。そのちっぽけな自分を自覚したとき、人は空の高さに思い至ることができるのではないか。
・悩みが多いことは不幸なことではない。心が少なければ、迷いも少ない。悩み迷うのは、それだけ心が豊かであり、考える力に恵まれている証拠である。人生を模索する力があるからこそ迷うのだ。
・弱さを消すことが強くなる近道ではない。なぜなら、弱さとは強さが欠落した状態のことではないからだ。弱さは強さへの契機である。失敗が成功の母であるように、弱さは強さを得るために土台となるものだ。自分の弱さを自覚せよ。そこから強い自分が始まる。自分の弱さ、愚かさを知る人こそ強い。だから自分の弱さを喜べ。
・自分は生きているのではなく、何かによって生かされている。悩み不足はあっても、とにかく無事に命が続いているのは、人間の力を超えた、何か大きなもののおかげだと思うようにする。「ありがとう」といえる感謝の気持ちは、平生から心にスタンバイさせておきたい。


Ⅱ 自分を変える
・大切だと思っているもの、手放したくないと執着しているもの。それを一度、捨ててみよう。そのとき、どうでもいいものをなくてはならないものと思い込み、なくてはならないものをどうでもいいものと取り違えていた自分に気づくはずだ。
・自己評価が常に甘い反面、人は他人の実力をいつも低く見積もろうとするものだ。だが、他人を小さく見れば、自分は他人から、その倍小さく見られる。人を粗雑に扱えば、その倍、人から粗雑に扱われる。だから、他人から大切にされたいと思うなら、その前に、自分が他人をそれ以上大切にすることである。周囲の人から好かれようと考えるなら、まず自分が身近の人たちを好きにならなくてはいけない。
・笑うことが内面を変える。心の動きと、顔や身体の動きは連動する。だから、身体や言動のはしばしに気を配ることによって、心にも変化を起こすことができる。内面をしっかりとさせたいのなら、外見を整えることが必要になる。
・他人をその気にさせ、人を動かす、大きな動機となる説得力。その説得力の源は「自戒」にあると考える。つまり、人を動かそうとはたらきかけるまえに、自分をいましめること。自分が変えられる人間は自分だけ。しかし、自分が変わればそれが人を動かす力になる。
・正しい人は、その正しさゆえに、正しくない人を一方的に裁きがちだ。しかし、裁いたら、許せ。あるいは。許したのちに、裁け。その寛容さがないと、正義が小さく、堅苦しく、硬直してしまう。
・俺はだめだ、だめだと自分を責める人で、本当に自分のだめさを直視している人は少ない。責めることで、自分の弱さに直面することから逃げている。自分のだめさ加減に自己陶酔している。責める素振りを見せて、他人から許してもらいたがっている。そのいずれかであり、そのいずれにしても、ここが痛い、ここが悪いといいたてるばかりで、直す努力をしない病人みたいなもの。本気で自分のだめさや弱さを反省、改善するつもりはないことが多い。


Ⅲ 自分を強くする
・日本人は、いつも他人との比較のなかで自分の位置をおそるおそる手探りしている。あいつはおれより勉強ができる。わたしは同僚より出世が早い。そうやって、絶えず前から何番目かを意識し、誰かと比べながら勝ち負けを決めている。けれども、他人との比較でしか優劣を考えない生き方は、痩せて、貧しく、不毛なものだ。どうせ比べるなら、他人とではなく、過去や未来の自分と競争しよう。過去の自分と比べて、どれだけ成長したか、未来の自分に追いつくべく、今どれだけの努力をしているのか。そのパーソナルベストを生きるものさしにするのだ。
・いまの自分が嫌い、弱い性格を変えたいという人は多い。しかし性格を変えたかったら、まず行動を変えることである。引込み思案の性格が嫌なら、意図して大きな声で話すようにする。そして3ヶ月ほど続けたなら、行動に引っ張られるように性格も変わり始めていることにきづくはずだ。心のことは、心だけでは片付かない。心を変えたかったら、体から変えるのだ。体は具象だが、心は抽象。抽象を変えるには、具象から動かしていかないとダメなのだ。
・あれこれ考えるより、まずは行動を起こすことが先決だ。準備万端整えてから、というのは、要するにやりたくないためのエクスキューズにすぎない。未熟でも力不足でも、とにかく動いてみよう。動いているうちに見えてくる。動きながら考えて、問題が出てきたら、そのつど解決していけばよい。そうやっているうちに力も備わってくる。
・負けない人生を送っているほうがよほどカッコわるい。人生は失敗の連続でよい。敗北の痛みや悔しさから、人は空の高さや青さを知る。問題は、失敗した後、どう振る舞うかだ。負けをごまかさない。悔やんでも悲観はしない。あきらめないで続ける。それができるかどかで、人の価値は決まる。挫折をどう受け止め、どう乗り越えるかで、人間としての一流、二流も分かれるのだ。


Ⅳ 自分の人生を生ききる
・どんな人間にも、「したいこと」と「すべきこと」がある。しかし、多くの人の心はしたいことであふれかえっているから、すべきことが見えなくなっている。すべきこととは、分別や損得を越える。それをしたら損になるとわかっていても、それをせずにはいられないこと。やりたいという欲にもとづくのでなく、やらねばならないという使命にもとづくもの。それがあなたのすべきことだ。
・理性の働きを根っこで支えているのは本能である。本能は人間の心と体の活動の根元となるもの。本能という土台の上に、心や理性がかたちづくられる。だから、いくら心を強くしようとしても、その土台である本能がぐらついていたら、うまくいかない。逆に、本能さえしっかりきたえておけば、おのずと心は強くできる。その点で本能は理性に勝るのだ。
・献身とは、愛情や力を一方的に注いで、見返りを求めないこと。だから、「持ち出し」ばかりで損をする・そう考える人がいるなら、その人は不明である以上に、不幸である。対象はなんでもいい。無償で何かに尽くしていると、その何かが、それまでになかった何かを自分に与えてくれる。


【感想&気づき】
お薦め度:★★★★★(5段階評価)
とても読みやすい本であり、あっという間に読めてしまった分、噛み締めるために2度読んでしまった。
あらためてメールにまとめるにあたり読んで見ると、とても素敵な助言が書かれている。そもそもの章立てである「考え方しだいで人生は変わる」、「自分を変える」、「自分を強くする」、「自分の人生を生きる」というタイトル自体が素晴らしい。
内容としても、私自身が心掛けている他責ではなく自責ということであったり、自分の人生において「使命感」を大切にすることが書かれている。
この本を複数回読み、内容を吟味できたことで改めて読書の「質」ということを考えさせられた。
ただ沢山の本を読むのではなく、一冊一冊から自分の心にひっかかる部分をしっかりと感じとりながら読むこと。
おかれた心境によって感じ方が違うのであれば、敢えて間を開けて読み返すことが大切だと感じた。



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基本情報

PHP研究所 − 大越 俊夫

投稿者

smile-coach

最終更新

2008-08-07 07:24:52
 

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